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せきや
Dr.コンセント3
研究室

[1]冷蔵庫の温度帯
[2]レンジの仕組み
[3]洗濯機の歴史
[4]シェーバーのお手入れ
[5] エアコンの温度
[6] ストーブ(芯式)のクリーニング
[7] ファンヒータのクリーニング

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@冷蔵庫の温度帯 top↑
冷蔵庫の庫内は利用目的によって適切な温度を保つように設計してあります。性能によって若干の温度変化がありますがおおむね次のようになっていますので、上手に利用してください。

 冷蔵室 5℃±2℃ 短期間のすべての食品利用可能 乾燥するので注意が必要
 冷凍室 マイナス15℃前後 カチカチに凍る 生野菜は不可 長期保存(食品により1ヶ月程度が限度)
 チルドルーム マイナス1℃ 生の肉、魚類(目安は1週間程度)、痛みやすい調味料など
 パーシャル室 マイナス3℃ 魚類に最適、刺身として利用可能(目安は1週間程度)
 野菜専用室 10℃前後 乾燥しにくく野菜が傷みにくい設計があちこちに有ります(目安は1週間程度)

このように冷凍庫以外の食品は早めに処分した方が良いことが分かります。月に2、3度庫内の掃除がてら食品の確認をしましょう、意外と古いものが場所を占めていますよ。
 当然ですが未開封の缶詰類、ビン類は涼しい室内で保存可能ですので利用するときまでは冷蔵庫に入れない方が良いです、特に缶詰類の長期保存は缶のさびが周辺を汚しますので開封したあとは別の容器に移し替えて利用しましょう。

Aレンジの仕組み top↑
レンジの仕組みは放送に使用されているものと同じ電磁波(超高周波2450MHz)により食品中の水分を振動させて発熱する現象を利用します そのため特性は放送受信と同じような伝播状態を呈します
 すなわち、金属など導電体による反射、吸収加熱、放射現象です 非導電体(乾燥木材、磁器陶器、高分子系素材、紙、耐熱ガラス等)では透過してしまいます

B洗濯機のミニ歴史 top↑
洗濯の歴史は大変古いと思います、人類の歴史の中で衣食住が大切な事は言うまでもありません、アダムとイブの時代から衣(ころも=いちじくの葉)が必要になり自然物利用から変化して衣類なるものに発展したときから洗濯が必要になった事と思います。

 原始的洗濯法  洗濯物を足で踏んだり石にたたきつける方法(低周波による物理的分離法を利用)
 前近代的洗濯法  灰汁(あく)を利用する(界面活性効果を利用)
 戦前的洗濯法  石鹸と洗濯板(界面活性効果及びもむ事の低周波分離、泡による高周波分離を利用)
 近代的洗濯法  洗濯機利用(低周波分離及び摩擦洗浄、洗剤の界面活性効果、泡の高周波分離)
 現代的洗濯法  透過水流利用(遠心力洗濯方式)、超音波発生器利用

Cシェーバーのお手入れ top↑
故障や破損して使用不能になる部分は、メカニズム(原動機、モーター)、電源部(コード含む)の3箇所。
 電源部は電気式の場合コードを大切に扱いましょう、充電式の場合充電電池の寿命を考えてください、上手に使用して大体3年が使用の目安です充電量が少なくなったら早く充電するのが上手な使い方です。
 メカニズムの故障では水分や汗 ひげクズのメカ内部の入りこみで故障する場合があります 掃除をこまめにしましょう。
 刃は消耗品です、ある程度切れ味が悪くなったら取り替えましょう(目安は1〜2年)
 日ごろのお手入れで肝心なのは毎回ひげクズを捨てる事です 刃の内部にひげクズがたまると剃るべき時にひげが内部に入らない事により剃れないと言う事があります また期間を決めて時々刷毛で刃の隙間の掃除をしてください 刃はさびないので刃だけ水やお湯で洗浄も出来ます

Dエアコンの温度 top↑
エアコンの温度設定でよく陥りがちなのは設定温度と実際の部屋の温度及び室内ふき出し温度の関係の勘違いです。 部屋の温度が30℃のときに設定温度を25℃にしたとき噴出し温度は約18℃ぐらいになります(風量が強のとき)これは設定温度を20℃にしても18℃にしても基本的には同じです。 また室温が変化して設定温度に近づくと風量が弱くなりインバータ運転のときは運転電流が弱くなります(消費電力も小さくなる) ということは30℃から18℃では12℃分運転し、25℃では5℃分だけ運転することになり使用電気量はかなり違います(外部の熱量の入りこみが無いとして) 
そこで夏場に快適な室内温度はおおよそ25℃ですが設定温度が25℃より18℃のほうが早く冷えるように勘違いする方が大変多いようですこれが間違いの始まりです、日中18度になかなかならないまま夜18度まで冷えるようになり夏風邪を引いたり体調を崩す原因になります。 設定温度とエアコンの強さには何の因果関係もありませんくれぐれも温度設定を極端にしないように、目安は最低24℃ または外気温度より5℃低い温度にしましょう(外気が35℃なら設定温度は30℃)それが夏を乗り切るコツです。

Eストーブ(ガラス芯式)のクリーニング top↑
石油ストーブは芯で吸い上げられた灯油が芯の表面で揮発して燃えます。
芯には残留物が付着します、残留物の主成分はタール(ピッチとも言う)で常温になると固化しガラス芯がもろく折れやすくなります、また芯の表面を覆いますので点火が悪くなったり燃焼中、においがきつくなります。
 このタールを焼き切るのがクリーニングということでタール成分を上手に燃やすことです。
  クリーニングの仕方 (強い風の当たらない場所で実行してください、においもきついです。)
1、灯油を抜く
 カートリッジタンクをはずし受け皿の灯油をスポイドなどで抜き取り点火する
(カートリッジをはずすと消火するタイプは、空のタンクをセットする)

2、火が弱くなる
 しばらくすると(5〜20分ぐらい)火の勢いが弱くなり芯の表面で
 青い火がちろちろ燃えるようになります

3、最大燃焼にする
 芯を最大限に上げ一番強い状態にします、しかし燃焼は青火のちろちろ状態が続く

4、ここからがクリーニング
 青火の状態でタールが燃焼しています、この状態で自然に消火するまで待つ
 タールの付着状態により2〜3時間かかる場合もあります
(燃焼筒を途中で持ち上げないように 消える場合がある)

5、芯が灰色になる(完了)
 芯の色が明るい色になればクリーニングは完了です。

重要ポイント
クリーニングの後、点火するときは 灯油を入れてからしばらく(5〜10分ほど)待ってから点火してください、灯油が芯の最上部まで染みていないうちに点火すると芯の途中から揮発して 2度とクリーニングが出来なくなります。 クレグレモあわてないように。

Fファンヒータのクリーニング top↑
最近ファンヒータもクリーニングの必要な機種が多くなりました。ポット式気化室タイプなどで送油管や燃焼室にタールが付着して燃焼効率が悪くなり自動消火することがあります クリーニングすれば正常に使用できます。クリーニングの目安は、においがきつい、途中で自動消火する、温まりが悪い、点火しにくいなど。

 クリーニングの仕方
 1、ふたの裏や本体の横に表示してあるクリーニングの仕方をよく読む。(メーカーで異なる)
 2、そのとおり実行する(以上?)
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